金曜日, 8月 6
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AIの導入でできること

人手不足が著しい介護業界では、介護職員の不足を補うため、AI活用が欠かせない。
ケアマネジャーが膨大な時間と手間をかけて作成するケアプランだが、AIなら短時間で効率よく作成できる。このAI活用法が導入されれば、ケアマネジャーの負担は著しく軽減され、介護サービス利用者と時間をかけて面接でき、きめ細やかな配慮が可能になるたろう。

また、AI活用により、見守り機能も期待できる。徘徊などのリスクがある認知症の高齢者を預かる介護施設では、24時間体制の見守りが不可欠だ。交代制による見守りは、人材不足の介護現場ではスタッフの負担が大きく、夜勤の多い不規則勤務により体調を崩す介護職員も少なくない。こうした職員に代わって、AIの動体探知機能により利用者の動きを24時間チェックできたら、スタッフの負担は大幅に減ることになるだろう。
居室に設置されたセンサーにより、利用者の体温など健康状態もチェックできる。従来は介護職員や看護師が行っていたバイタルチェックも、AI活用により簡略化できるのだ。

そして、AI活用は、歩容解析にも生かせる。歩容解析とは、歩行動画の撮影データを基に利用者の歩行状態を分析し個人に適した介助方法を模索する作業である。歩容解析は、理学療法士の仕事であるが、AI活用により転倒リスクの解析が容易になり、介護現場で役立つだろう。
このように、介護現場におけるAI活用は、介護サービスを充実させ、介護職員の離職率を下げるという効果をもたらすのである。